2007年5月15日火曜日

どの教会に行こうか

米国にはその人口の84%以上がクリスチャンであるという統計があります(オペレーションワールド)。これはイギリスやドイツの60%台に比べてかなり高い数字です。しかし非常に多くの宗派がある事も事実です。カソリックとプロテスタント、東方正教会というだけではありません。プロテスタントにも無数に近い宗派があり、その中のひとつひとつの教会がそれぞれユニークなイエスキリストの体として機能しているのです。ですからどの教会に行こうかと考える時、自分の家に近いかどうかとか、知り合いがいるというのも重要な要素ですが、選択は慎重にする必要があります。というのも宗派が違うと、礼拝の仕方や社会問題に対する意識も全く異なるからです。

そこで、キリスト教の中で、それぞれのデノミネーションの違いについてかいま見てみたいと思います。
1、まず第一に、礼拝に於いて何を強調するかによって分類することができます。礼拝の中で神との接点を持つ事を第一に考え、「聖餐式」を重んじるグループ(メインラインと言われている宗派、すなわち、ルーテル、エピスコパリアン、プレスビテリアン、ユナイテッドメソジストなど、このグループの中でもどのくらい昔からの儀式を重んじるかによって差があります)、第2のグループは神との接点を持つという点では第一のグループと共通するものの、聖霊に導かれて、踊ったり、異言を口にするなどを重要視するところ(ペンテコスタル)、そして第3に礼拝の中では神の言葉を聞く、つまり「説教」を強調するグループ(サザンバプティスト)があげられます。
2、第2の軸として、社会問題に対する態度が上げられます。女性が牧師を努める事への是非、同性愛、堕胎などに関して、それぞれのデノミネーション、そしてそれぞれの教会が異なった見解を持っています。興味深いのは、昔ながらの聖餐式などの儀式を重んじる(外見にこだわる)宗派は、社会問題に対してリベラルな所が多いという事です。一方儀式にこだわらずに、説教を重視する所は、聖書を第一に考えるので、社会問題に対して厳しい傾向があるように思います。

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